前回、前々回の記事で新居の土地を検討したわけですが、
金額面の都合上、希望した土地サイズよりも一回り小さい土地を購入することになりました。
↓ よろしければ併せてご覧ください ↓
今回は僕が「よくよく考えたらヘーベルハウスなら土地が多少狭くても問題ないじゃん」と思ったことについて書きたいと思います。
我が家の土地とお庭の計画
僕達が購入した土地は、
第一種中高層住宅専用地域の敷地面積 132㎡(40坪)の小さな土地です。
計画ではこの中に2階建て30坪程度のお家と、駐車スペース2台分、残ったスペースを家庭菜園用の畑にしたいと考えています。
自家用車は基本的に1台を検討していますが、
普段使いはせずとも来客用に使えるスペースを確保しておきたいと考えています。
仮に総2階 30坪のお家を建てた場合
仮に総2階(1階と2階のサイズがほぼ同じ、箱型のお家)の30坪のお家を僕たちの土地に置いた場合が上の図になります。
建物の南側(図では右側)に約6mのスペースが出来る計算となります。
乗用車の場合は2.5m程度、軽自動車であれば2.0m程度あれば駐車可能とされています。
参考:駐車場幅って最低限どれくらい必要? 車種や土地に合わせて設計しよ(SUUMO)
単純に計算すると6mのスペースがあれば、乗用車を2台並列に駐車できる計算になります。
しかし、実際は土地境界にブロック塀があったり、お家の外壁には各種配管があったりします。また、上記に記載されている駐車幅では両側からの乗り降りは難しい幅となっているため、実使用においては少し不便かもしれません。
おそらくこの土地レイアウトでは乗用車1台、軽自動車1台が限界かと思われます。
これでも問題ないという考え方もありますが、
“自転車を置くスペースはどこ?”といった別の問題も浮上してきます。
僕達が土地購入の際に40坪と45坪の土地とでどちらを購入すべきか悩んだ際に、
一条工務店の営業さんが45坪の土地をオススメしたのはこの辺まで計算してのことだったのだと思います。
ヘーベルハウスの2階せり出し
ヘーベルハウスでは、1階の基礎部分よりも2階を大きくすることが可能です。
強度の高い鉄骨を用いつつ、複雑な構造計算によって耐震強度を保ちながら2階部分のせり出しを可能としているそうです。
強度確保の都合により間取りに多少の制限が発生しますが、最大180cmせり出すことが出来ます。(180cmって結構大きいですよね)
地面から2階部分までの高さはおよそ3m程度あるため、一般的な乗用車であれば2階部分の下を駐車スペースとして活用することも可能です。
我が家の希望間取り
1階にリビングや水回り、2階に寝室と子ども部屋という間取りが一般的かと思いますが、このレイアウトで2階部分を大きくするのにはかなり無理があるかと思います。
(寝室,子ども部屋を異様に大きくしたりすることは出来ますが…)
しかし、ヘーベルハウスの“そらのま”という商品の一目惚れでヘーベルハウスと契約したといっても過言ではない僕たちは2階にリビングを配置することは当初から決定していました。
↓ そらのまについては以下にまとめましたのでよろしければご覧ください ↓
これにより、1階は寝室と子ども部屋、2階にリビングと水回りを配置と、一般的なレイアウトから逆転します。
その結果、自動的に2階の方が大きくなってしまい、2階がせり出す形となりました。
我が家の土地レイアウト
我が家は(まだ検討中ですが)1階面積が約45㎡、2階の床面積が57㎡となりました。
つまり10㎡以上、2階の方が大きい計算になります。
これを踏まえた我が家の土地レイアウトは以下のようになります。
現状、外構工事をどこまでやるのかは検討中ですが、駐車スペースの幅を0.75ⅿ増やすことが出来たため、乗用車の並列駐車もさほど苦になるスペースではなくなったと考えています。
また、車を駐車スペースギリギリまで下げれば、計3台駐車することもなんとかできる想定です。
「土地の中に家と駐車場と畑だけで、庭がないじゃないか」というツッコミもありますが、我が家におけるお庭は2階の”そらのま”がその位置づけになります。
つまり、お庭のスペースがそのまま空中に浮いたイメージです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「ヘーベルハウスの2階せり出しなら土地が小さくても問題ない」と言いつつ、
小さい土地にして浮いたお金はそのまま建物代に流れたような気もするので、どちらが金額面でお得か?と聞かれれば難しいような気もします。
「希望している土地が小さい土地しかなく、限られた土地を有効活用したい」という場合や、僕と同じように「2階せり出しを最初から考えている」場合は検討の価値があると思います。
今思えば、ヘーベルハウスで契約しながら45坪の土地を購入していたら金額面で苦しみつつ、土地を持て余すという事態になっていたと思います。
(家庭菜園がより捗っていたかもしれませんが笑)
今回は僕が契約したヘーベルハウスを例に挙げましたが、
土地の条件によっても得意不得意の住宅メーカーがあると思います。
決定の順番は人それぞれ違うと思いますが、もし土地が先に決定している場合はこの観点で住宅メーカー検討をするのも1つの手だと思います。
本日もご覧いただきありがとうございました。
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それでは、また!
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