【WEB内覧会③】ヘーベルハウスで建てた我が家をご案内 ~キッチン編~

お家作り
とくすけ
とくすけ

みなさん、こんばんは!
とくすけ(@tokunaralife)です。

2020年2月にヘーベルハウスと契約を結び、2021年6月に30坪程度の小さなお家が完成しました。
我が家の体験を基に住宅メーカー検討から完成までを綴っています。
僕たちが考えたことや悩んだこと等を事細かに記載していますので、よろしければご覧ください。

初めて住宅展示場を訪れてから約1年半の時を経てようやく完成した我が家のWEB内覧会です。

今回はWEB内覧会第3弾!
LDKの一角であるキッチンを写真多めでご紹介していきたいと思います。

↓ 前回の記事は以下からご覧になれます ↓

キッチンはリビングその他とは違い、主に料理やその後片付けといった”作業”を行う場所であるかつ、ゴミを含めた大量の生モノを扱う場所ということもあり、掃除を含めた整理整頓が求められることから、オシャレさよりも利便性が重要なポイントであると考えています。

その一方で、リビングダイニングに隣接するということもあり、
良くも悪くも存在感を強く放つため、お家作りにおいて色々頭を悩ませる部分ではないでしょうか?

本記事では我が家のキッチンを実際に使ってみての感想と共にお届けしたいと思います。

それではいってみましょう!

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キッチンの全体情報

我が家はトクラスのシステムキッチンカップボードはヘーベルハウスオリジナルを採用しました。
(システムキッチンとカップボードのメーカーを変えたのには紆余曲折あるのですが、結局あまり意味はないのでここでは割愛します…)

キッチンのサイズは26I型でコンロ前には造作壁を入れています。
我が家は夫婦ともに整理整頓が超絶苦手な人間なので、リビングダイニング側からキッチン台が見えないようにするための作戦です。

カップボードは180cm幅で、その奥には小さいですがパントリー収納になっています。

トクラスのシステムキッチン

トクラスのシステムキッチンを選んだ理由は、
我が家がヘーベルハウスと契約した当時、「トクラスキッチン限定で天板オプションである人造大理石(ブラック) への変更が無料」というキャンペーンをやっており、”無料”という言葉に釣られたのが最も大きな要因であり、特に強いこだわりがあったわけではありません。

写真をご覧頂くと分かる通り、
我が家のカラーは基本的に木の雰囲気を出した茶色がベースになっていますが、
キッチンカウンターで仕切っていることにより、ブラックのキッチンでも全体の雰囲気を邪魔することなく馴染ませることが出来たのではと考えています。

特に好んで選んだわけではないけど超便利だった人造大理石の天板

トクラス公式HP(https://www.toclas.co.jp/kitchen/clean.html)より引用

トクラスの人造大理石キッチンは非常に耐久性が高く、公式HPによれば熱々のフライパンを直置きしても問題ないようです。
つまり、我が家のコンロは3口(うち1つは小さいですが)ですが、4つ目のフライパンを使用する時に加熱直後のフライパンを鍋敷き無しで置いても基本的にはOKということです。

夫婦2人の食事を作るときはそこまで多くのフライパンを同時に使用する頻度はそう多くないので無駄な機能でしたが、息子の離乳食作り置きが本格化したときにこの耐熱性が絶大な効果を発揮しました。

生後5ヶ月以降から開始する離乳食ですが、
特に開始初期は様々な具材をひたすら茹でて潰して小分けして冷凍、の繰り返しになります。
我が家では毎週末の夜中に夫婦2人で離乳食の作り置きをしていたのですが、このときばかりは手鍋の直置きを頻発していました。
「鍋敷きを置くのなんてほんのひと手間では?」と思われる方も多いかもしれませんが、
“そのまま置ける”ことのストレスフリーさは何にも代えがたいものがありました。

食べ盛りの子どもを抱える家庭や、料理好きで品数をたくさん作られる方には需要が高いのではないかと感じます。

トクラスキッチンの特徴である”奥までシンク”と”ハイバックカウンター”

トクラスキッチンの特徴はなんといっても、
“奥までシンク”と呼ばれる水栓の右側はカウンターギリギリまでシンクになっている構造と、
I型限定ですがハイバックカウンター部にハンガー状の金具を取り付けられることです。

システムキッチン内に食洗器も設置していますが、現在は食洗器を夜中に1度動かすだけということもあり、使用後の食器はシンクに溜まっていることが多いです。
(衛生面ではあまり良くはないかもしれませんが)シンクが広いことである程度食器を溜めても大丈夫な容量があるのはやはり助かります。
シンクの横幅が広いというパターンもありますが、この場合は調理台としてのスペースも犠牲となるため、奥行きでの容量確保はとても便利に感じています。

また、“奥までシンク”はもう1つの特徴であるハンガーアイテムとの相性も非常によく
特に水切りをしたいものをシンク上に付けておけば水切り用のスペースに変身します。

賃貸に住んでいた時は食洗器が無かったので水切り用カゴを置いていましたが、新居になり食洗器が設置されたことで水切りカゴを置く必要はなくなりました。
ところが、実際に使用していると「水切りカゴを置くほどではないが多少の水切りスペースが欲しい」と思う場面が多く、そのような場合にこのハイバックカウンターのハンガーアイテムが大活躍します。

その他、コンロで調理をしている際にフライパンのフタをチョイ置きしたいとき等にも立てて置けるので省スペースになります。

システムキッチン内の収納

システムキッチン内には大容量の収納を数多く備えており、住み始めて1年経過した今でもある程度があるほどです。
僕はミニマリストではありません(むしろマキシマリスト?笑)ので、キッチン用品が何かとゴチャゴチャと増えていってしまい、収納が少なかった賃貸時代はとても苦労しました。
とはいってもいずれ限界を迎えるので、不要なモノは捨てる・買わないをしていかなければなりませんが、そんな僕でもシステムキッチン内の収納量は概ね満足しています。

しかし、1点だけ不満があります。
それは「シンク下の収納は背の高いものを置ける場所が極端に少ない」ことです。

シンク下引き出しの現在の様子。(お見苦しい状態でスミマセン…)

これは使用する方のスタイルによっても異なる部分なので一概に言えない部分もあるかと思いますが、我が家ではシンク下に食器用洗剤のストックや水廻り掃除用洗剤を置きたいのですが、置ける部分がかなり狭いので、十分に置くことが出来ません。

シンク下の収納が2段になっており、その大部分がシンクと干渉するためこのような難点になっています。
回避方法は別の場所に置くか、置ける場所に応じた量しか置かない、がパッと思いつきますが、如何せん全体の収納量が多いだけに残念な部分です。(“パイプユニッシュ2本もいらないだろ問題”はお忘れください笑)

ビルトイン食器洗い乾燥機

システムキッチン内にPanasonicのビルトインタイプの食洗器(NP-MD8W)を設置しました。
個人的には「慣れるまで扱いが難しい家電グランプリ1位」です。

取扱説明書上は44点(6人分)入れられることになっていますが、
食器の入れ方、入れる順番、入れる食器の形状が非常に重要で、これをミスると全然入らない(許せる)、汚れが落ちない(まだ許せる)、取り出す時に乾いてる食器に乾いてない食器の水が付く(許せない)等の弊害が起きてきます。
食器洗いの時間こそ大幅に短縮されるものの、”食洗器内パズル”の時間は追加されます(笑)

と、不満をタラタラ書きましたが、それでも全体の時間は大幅に短縮されるので非常に便利です。
本製品以外の食洗器を使用したことが無いので他機種との比較は出来ませんが、残菜を簡単に払うだけで予洗いほぼ無しでも体感99%の汚れはしっかり落としてくれます。(残り1%は乾いたご飯粒など)

コースにもよるので一概には言えませんが、洗浄・乾燥まで2時間半ほど掛かりますが、
現在我が家は夜中に1回で済んでいるので所要時間はあまり気になりません。
(予約が4時間後オンリーなのはちょっと微妙ですが…)

操作パネルが食洗器を開けたときのみに露出する上部分になっているのもGoodです。
我が家の息子(1歳過ぎ)がボタンがあれば押したい盛りなのですが、「食洗器を開けて押す」ということが出来ないので、”食洗器を動かしてたのに止められる事件”を抑止できる設計になっています。
(我が家のIHコンロは主電源が側面に付いているのですが、料理中によく電源を落とされます)

想定通りの”高さ”と想定していなかった”高さ”

お家の仕様を決める打ち合わせでは基本的に図面で行われますが、
「図面からは見えにくい立体的なイメージを如何に正確に頭の中で想像できるか」は快適な住まい作りにおいて非常に重要なポイントになります。

我が家のシステムキッチンでも同様のケースがあったのでご紹介します。

まずは想定通りの”高さ”からです。
それはシステムキッチンの高さです。

システムキッチンの高さを選ぶことが出来たので90cmに設定しました。
(ヘーベルハウスでは標準で80,85,90cmから選ぶことが出来ます)

一般的には”身長 ÷ 2 + 5”で計算するのが良いと言われており、
妻の身長に合わせると85cm、僕の身長に合わせると90cmでした。
我が家は「妻の方がキッチンに立つ機会は多いので妻に合わせる」とはせず、妻をなんとか説得して90cmにしてもらいました。
(僕は大学生の頃、居酒屋バイト戦士だったのですが、当時の調理台が低く、腰痛に悩まされていました…)

結果的には妻も高さに違和感を感じることなく、僕自身も姿勢を保ったまま調理が出来るので、非常に良い選択だったと感じています。

次は反対に想定していなかった”高さ”です。
これはレンジフードの高さです。

ヘーベルハウスでトクラスキッチンを選択した場合、
レンジフードの標準仕様は上記の写真のようなタイプのレンジフードになります。
僕たち夫婦は「なんか今風のオシャレなデザインではないよね」と話しつつも、そこにお金を掛けるつもりもなく、そのまま標準仕様としていました。

話は変わり、僕の実家がリフォームをして夫婦が思い描く”今風のオシャレなデザイン”のレンジフードになりました。

ウチの夫婦が思い描いてた”今風のオシャレなデザイン”
(勝手なイメージです)

ところがコレ、コンロ前で少し前かがみになると頭が当たるんです。
(母は僕よりも身長が低いので当たらない)

一方で我が家のレンジフードは奥の部分こそ低くなっているものの、手前に向けて上がっているので、多少前かがみになったとしても頭を打ち付けることがありません。

もしかしたらレンジフードの設置高も設計に含まれていて、担当設計士がこの辺りも意識して設計してくれていたのかもしれませんが、もしも実家と同じような高さになっていたらかなりのストレスだったと思います。(確認をされた記憶はありませんが…)

もし気になる方がいらっしゃれば、一度設計士確認してみて、変更可能であればレンジフードの形状に関わらず確認してみるのが良いかと思います。

以上、我が家のシステムキッチン内に発生した”高さ問題”のご紹介でした。

ヘーベルハウスオリジナルのカップボード

キッチン背面のカップボード

何の変哲もない普通のカップボードです(笑)
特に解説できる部分はありませんが、無いなりにひねり出してご紹介したいと思います。

カップボード収納物のメインは食器類になります。
食器類は割れ物が多いため、落としてしまうリスクが高い吊戸棚は避けると、必然的に下部の引き出しがメインの収納先となります。

ところがこちらの引き出し、特段、高さがあるわけではないので、食器を複数枚重ねるとすぐに入らなくなってしまいます…。

引き出しの中も整理整頓とは程遠い状態… 収納しづらい食器は破棄したいと思いつつなかなか出来ません

カウンター部に一通りの調理家電を置きたかったことから、トールタイプのカップボードを外してしまいましたが、やはり食器の収納という観点では、引き出しは少々使い辛さがあります…。

ヘーベルハウス 公式カタログより引用
既に調理家電はいっぱいいっぱいになっています

(上部は手が届きにくいという意味での使い辛さはあるものの)吊戸棚部分も含めると、収納容量は非常に多いので、使用頻度に合わせてうまく整頓することが出来れば十分かなと思います。

家電収納タイプ(一番右)への変更差額はプラス25万程度だったのですが、
どっちが良かったのかは未だに悩むポイントではあります。

キッチン奥のパントリーとゴミ箱スペース

キッチンの最奥にはパントリーとゴミ箱のスペースを設けました。

パントリー自体はカップボードの吊戸棚とは違い、使い易い高さになっています。
もちろん収納力も抜群で、こちらもまだまだ収納が可能となっています。

主な収納物はキッチン消耗品がメインで、
ヘーベリアンならきっと共感頂けるであろう使いきれない大量のサランラップと、
コストコ愛好家ならきっと共感頂けるであろう使いきれない大量のキッチンペーパー等が入っています。

パントリー下にはゴミ箱スペースを設けました。
前述したカップボードの商品ラインナップの中にはゴミ箱スペースが設けられているものもあったのですが、いずれも非常に容量が小さく、週2回のゴミ捨てまでにはパンパンになってしまうのではないか、という懸念があったので、このような仕様にしました。

こちらにはKEYUCAの観音開きタイプのゴミ箱(45L)を3つ並べて置いています。
(可燃ごみ、プラスチックごみ、資源ごみという分類で使用しています)

KEYUCAのゴミ箱の特徴はなんといってもその開き方です。
一般的に足で踏んで開けるタイプのゴミ箱はフタが1枚になっていて、フタの開閉に非常に大きなスペースを使いますが、こちらの商品は見ての通りなので、我が家のゴミ箱置き場でもスッキリ使用することが可能です。

ちなみに3つのゴミ箱がシンデレラフィットしていますが、これは狙ったものではなく偶然です(笑)

まとめ

我が家のキッチンをご紹介しました。
いかがだったでしょうか。

キッチン周りはお家作りにおいてもオプションだらけの空間の1つと言えます。
我が家のキッチンにはあまりオプション要素はなく、そこまで作り込んだものではなかったですが、ところどころに不便さを感じる部分はあるものの、少なくとも賃貸時代のキッチンと比べれば20倍くらいは快適になりました。

「台所は女の城」などと言われていた時代もありますが、
我が家の場合は妻にあまり強いこだわりがなかったということもあり、僕の意見をほぼ反映させてしまった感は否めません。
その分「台所は夫婦の城」に出来るよう今後も家事をこなしていきたいと思います(笑)

本記事がここまでご覧頂いた方に対して少しでも参考になる部分があれば幸いです。

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本日もご覧いただきありがとうございました。

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