建てる前から分かる! ヘーベルハウスの住環境シミュレーション

お家作り
とくすけ
とくすけ

みなさん、こんばんは!
とくすけ(@tokunaralife)です。

2020年2月にヘーベルハウスと契約を結び、2021年6月に30坪程度の小さなお家が完成しました。
我が家の体験を基に住宅メーカー検討から完成までを綴っています。
僕たちが考えたことや悩んだこと等を事細かに記載していますので、よろしければご覧ください。

今回はヘーベルハウス独自の住環境シミュレーションシステム「ARIOS(アリオス)」というもののご紹介をしたいと思います。

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お家作りで必要となる”イメージする力”

お家作りは“イメージを思い描く”ことの連続です。

我が家のこれまでのお家作りに関する記事をご覧頂くと、どのような点においてイメージ力が必要になるのかはご理解いただけると思います。

↓ コチラから我が家のお家作りを順番にご覧いただけます ↓

例えば間取り1つにしても、

  • 将来の家族構成に合った部屋数やサイズになっているか?
  • 様々なパターンの動線に問題はないか?
  • 収納の量は適切か?

などなど、非常に多くのことを考えねばなりません。

「家は3回建てないと理想の家にならない」と言われるように、
自分では考え抜いたように思っていても、実際に建った家を見てみた時には「??」となることがあるようです。

とはいえ、間取りは注文住宅を建てる上では最も気になるポイントの1つであり、図面でも分かりやすいことから比較的イメージしやすいと思います。

一方で、部屋の明るさや風通しはどうでしょうか?

採光や通風を得るには窓の設置が有効な手段ですが、まずはデザインや雰囲気で窓を設置する方も多いと思います。
でも本当にその窓で光は採れるの?風は入るの?そもそもその土地って日当たりはどうなの?風の向きは?

“日照や採光・通風といった自然の恵みを享受する住宅”というのは、住宅の性能である「気密・断熱」とは相反する部分もありますが、やはり暮らしと自然は切っても切れない関係であり、個人的には取り入れるべきは取り入れたいと考えています。

しかし、このような観点は図面上で確認することは難しく、イメージするのも非常に難しいポイントです。

これに救いの手を差し伸べてくれるのが様々なシミュレーションの技術です。

ヘーベルハウスの住環境シミュレーション「ARIOS」

ヘーベルハウスでは「ARIOS(アリオス)」という独自のシミュレーションを用いて、打合せ段階から日照(季節によって大きく変わるため、春秋分・夏至・冬至の3種類)や採光、通風の度合いを教えてくれます。

これにより、窓の位置や個数、間取り修正の判断材料が出来ます。

僕が見学させていただいたヘーベルハウスのお施主さんは、

ヘーベルハウス<br>お施主さん
ヘーベルハウス
お施主さん

当初の間取りでは窓が少なく日中でも暗いことがシミュレーションで分かったので、ピンポイントで窓を増やしましたが、おかげで今は日中は電気を付けずに生活が出来ます♪

と満足げにお話をされていました。

僕のヘーベルハウス担当営業によると、

ヘーベルハウス<br>担当営業
ヘーベルハウス
担当営業

本来あってはいけないのですが、やはり担当営業や設計士の経験や技量によって、提案力に多少のばらつきが生じてしまいます。
そのようなことが無いように社内では様々な対策を取っていますが、
本シミュレーションもその対策の1つです。

ということだそうです。

お互いに人間なので合う合わない以外にも、やはりアタリハズレというものがあるのは理解できますが、自分は絶対にハズレを引きたくないですもんね…^^;

個人的はこういったシステムを用いることで、品質の一定化を図ることにはとても好感が持てます♪

我が家のシミュレーション結果を大公開!

以下記事時点の間取りで本シミュレーションを実施してもらいました。
その結果を公開したいと思います。

↓ 対象の間取りは以下の記事からご覧ください ↓

前提条件として、以下の位置関係で我が家の土地の南北に高さ6mの家が隣接していること、となっています。

白枠が我が家の土地
黄色が隣家の建物

↓ 我が家の土地について以下の記事にまとめています ↓

土地の日照状況

冬至の頃は南側隣家の影響を受けて、やや日照時間が短くなる部分が存在しますが、
家部分(うっすら見える黒の破線)は年中通して真っ赤な状況です。

本シミュレーションは、
隣家との境界を示すブロックが存在しなかったり、西側は道路、東側は何もない(今は月極駐車場)などの前提条件が多い部分もあり、あくまで参考程度に留める必要はありますが、土地の環境としては案外悪くないようです。

建物内の日照

1階の日照
2階の日照

屋内の日照は、日中の部屋の明るさとは異なり、冬の日照は太陽の温かい日差しになりますが、夏の日照は暑い日差しと考えるのが良いそうです。

1階の南側はせり出した2階が日除けとなり、あまり屋内への日照は1年を通して無いようです。東西の窓については夏場はカーテンで遮る等の措置が必要かもしれません。

2階はそらのまに設置する大きな窓によって、冬場は心地よい日差しがリビングを照らしそうです。一方で夏場は和室部分の日照が強く、畳へのダメージも考慮してカーテン等の措置が必要そうです。

ただし、ここで表示されるのは日照時間の長さであり、日照の時刻は表示されていないことは注意が必要です。

屋内の明るさ(採光)

日中の電気を付けていないときの部屋の明るさを示しています。
画像右の凡例で赤枠の部分の色であれば、本を読むのに困らない程度の明るさと考えてよいそうです。

比較的大きな窓がバランスよく配置されているようで、LDK等の居室は比較的明るめであるとのシミュレーション結果としなりました。

ただし、玄関からシューズクロークにかけては少し暗く、玄関ドアは両サイドにガラスが入っているタイプを、シューズクロークは必要に応じて明かりを採るための窓の検討をしても良いかもしれない、とのことでした。

屋内の風通し

我が家の土地近辺では1年を通して南からの風が多いそうです。(知らなかった!)
そのため、風通しを良くするには南北に窓を配置するのが一番の近道だそうです。

シミュレーション結果でも、南北に窓がある子ども部屋とLDKが比較的風通しが良いとの判定結果です。

主寝室は風通しがあまり良くないため、西側には引き違い窓を設置していますが、南向きに竪すべり出し窓を設置するとうまく南風を捕まえられるとのアドバイスを頂きました。

また、シューズクロークには換気口は標準で設置済みですが、湿気を気にして風通しを良くする人が多いので、採光も併せて窓の設置を検討しても良いようです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

へーベルハウスが”ウリ”の1つにしている住環境シミュレーション「ARIOS」についてちと、我が家の間取りの結果例をご紹介しました。

シミュレーション結果を見ても、決して的確にイメージできるものではありませんが、検討するうえでの1つの材料となります。
現在の窓レイアウトは雰囲気で適当に決めたものでしたが、これを参考に窓配置計画を少しだけ根拠を持って検討することが出来ます。

ヘーベルハウスをご検討の方はぜひ参考にして頂きたいですし、他社で検討の方も知っておけば考えられることもあると思いますので、本記事の内容がご覧になられた方の一助になれば幸いです!

本日もご覧いただきありがとうございました。

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それでは、また!

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兵庫県に住む20代の夫婦です。
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コメント

  1. ねむり猫 より:

    率直なところハウスメーカーさんは施主さんと自社の利益しか考えないです。
    木造の住密地域にヘーベルハウスは迷惑です😰
    建築基準法では隣地の人権は担保しえないです。

    • > ねむり猫さん
      コメントありがとうございます。
      すみません、コメント内容からでは少し分からなかったので教えてください…。
      木造の住密地域にヘーベルハウスが建設されることで、
      隣家に対してどのような迷惑になるのでしょうか?

      • 司馬 より:

        ねむり猫さんのご意見は、私にも意味がわかりません。
        お気になさらくていいかと思います。

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