今日はお家の照明のレイアウトについて書いていきたいと思います。
↓ 窓のレイアウト計画についてはコチラから! ↓
どこに照明を設置して、スイッチはどこに配置するのか。
普段何気している照明の付け消しですが、
● 照明はココに設置するべきだった…(ちょっと暗い)
● スイッチはこっちにも設置すべきだった…(いちいち面倒くさい)
という風に公開されている方をよく見かけます。
というわけで、我が家の照明レイアウト検討事例を紹介したいと思います。
標準で設置されていた照明レイアウト
照明のレイアウトを検討するのは間取りの検討が完了した段階が一般的かと思います。
我が家が契約しているヘーベルハウスでは、
担当設計士さんがあらかじめ、適当な箇所に、適当な個数の照明を配置しており、
そのレイアウトを基に変更を加えていくという形です。
今回は担当設計士が当初より設置していたレイアウトをご紹介します。
1階の照明レイアウト
まずは1階の照明レイアウトから見ていきたいと思います。
1階の居室以外は基本的にダウンライトを設置予定です。
居室も本当はダウンライトにしたい気持ちはあるのですが、
ダウンライトよりもシーリングライトの方が比較的値段を抑えやすいため、やむなくシーリングライトを設置予定です。
玄関外の照明
玄関ドア前のダウンライトだけセンサーライトになっています。
シューズクローク内に設置されているスイッチをONにしておけば、人を感知して玄関外の照明が3つ全て点灯する仕組みになっています。
センサー付きの照明は通常の照明に比べて少し値段が高いのですが、
この仕組みだとセンサー付きは1つで住むのでコストの削減につながります。
当たり前ですが通常の照明にはセンサーが搭載されていないので、センサー付き以外は自動点灯しません。
玄関内・シューズクローク・廊下の照明
玄関周辺については非常に悩んでいるポイントです。
妻のお家こだわりポイントとして、
玄関にはニッチカウンターというものを設置し、季節の飾り物とか置きたいそうです。
僕の勝手なイメージですが、このようなオサレスペースには無機質な住宅設備は似合わないだろうと思っています。(オサレなスイッチなら話は別ですが…)
僕と似たり寄ったりなセンスの妻が果たしてキレイに飾ることが出来るのかという点には疑問の余地がありますが、この面に設置しているスイッチは移設させたいと考えています。
子ども部屋の照明
引き戸なのでこの位置にスイッチが来るのは致し方ないことと思いますが、
可動家具設置予定場所に思いっきりかぶってます…(笑)
この位置、スイッチと可動家具は干渉しないのか聞いてみると、
「あ、ホントですね。ちょっと確認します。」
オイ!!(笑)
危ない所でした…。
ここにスイッチが設置できるのかの回答はまだ頂いていないのですが、
仮に設置できないとなると悩みまくらないといけないのが子ども部屋です。
(ドアを押戸,あるいは引込み戸に変更するくらいしか思い当たりませんが…)
2階の照明レイアウト
続いて2階の照明レイアウトについても見ていきたいと思います。
階段の照明
現状、ブラケットライトとフットライトが設置されています。
ブラケットライトは階段の壁面に付いている一般的なライトです。
フットライトは読んで字のごとく足元をぼんやり照らすタイプの照明で、明るさセンサー付きとなっています。そのため基本的には電源を常時ONにしておき、暗い時にだけ灯る補助的な位置付けです。
ブラケットライトは必要ですが、
フットライトは値段的にはあまり大きな影響はないのですが、無くてもいいかなぁと個人的には感じています。
書斎の照明
わざわざ取り上げて記載するほどの事でもないのですが、
書斎内の照明を入り口とデスク付近でスイッチを分ける必要があるか?ということです。
ダウンライト1個でどの程度の明るさを確保できるのか体感したわけではないのですが、
現状、窓すらついていない書斎は日中でも暗くなる可能性が非常に高く、おそらく照明は常に2個点灯させることになると思っています。
そしたら尚更スイッチは入り口の1個で良いですよね(笑)
LDKの照明
僕が値段を気にしているのを察してか、リビング・ダイニングがシーリングになっていましたが、
1階の居室は良いにしても2階の照明はこだわりたい!と個人的には考えています。
キッチン照明とカウンター照明
カウンターとキッチンで照明が別系統になっていました。
僕自身、カウンターだけ照らしたいとき、キッチンだけ照らしたいとき、というシチュエーションが思いつかなかったので、1つのスイッチにしても良いのでは?と思ったのですが、妻と意見が割れました。
妻としては「料理中なんて必要最低限の照明で良くない?」という意見で、
言われてみれば確かに今のアパートでも料理しているときは本当に一部の照明しか点けていません。
「そんな暗い所で料理しなくても…」と思う僕もいますが、
我が家ではお互いの役割から必然的に妻の方がキッチンに立つ時間は長いと思われるので、
ここは妻の意見を優先します。
リビングとダイニングの割合
照明のレイアウトの話からは少し逸れるのですが、
現状の間取り、家具のレイアウトだと、リビングとダイニングの境界線が上記の図のようになります。
(緑:リビング 青:ダイニング)
僕の勝手なイメージですが、ダイニングとリビングでリビングの方が狭いというのはいかがなものかと思うのです。
また、ダイニングテーブルの周囲は完全に通路となりますが、
リビング側は床部分もじゅうたんを敷けばくつろぎスペースになることから、この家具レイアウトはスペースの無駄遣いに今更見えてしまったのです。
そこで、家具の位置を以下のように変えてみました。
ソファがとダイニングテーブルが右側に動きました。
2階廊下から和室へのアクセスが少し悪くなってしまいましたが、リビングをグッと広げることが出来ました。最悪、ソファを買い替える、あるいは無しにするという案もあります。
ですが、注目すべきはこのときの照明の位置です。
リビングとダイニングの比率が変わったことで、それぞれの中心点がズレてしまい、
照明の設置するべき位置も変わってしまうのです。
もしこれでペンダントライトでも吊り下げようものなら、ダイニングテーブルとペンダントライトが大きくズレるという目も当てられないことになってしまいます。
これに気が付くまで照明と家具のレイアウトは別物として考えていましたが、
(特にLDKは)一緒に考えなければならないものだと思いました。
まとめ
我が家の照明レイアウト初版をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
僕の両親や妻から、
「プロが考えてるやつなんだからツッコミポイントなんてそんなにない」と言われていましたが、
よくよくちゃんと見てみると意外とツッコミポイントは存在します。
特に担当設計士がイケてないととんでもないことになりかねません。
(姉がお家を建てた際の担当設計士が姉曰く超絶イケてなかったらしいです笑)
照明レイアウト頭の中で様々な動線のシミュレーションをするに限ります。
我が家の照明もこれで完成とはならず、まだまだ変更が加わる予定なので、たくさんご覧頂いて少しでも参考になれば幸いです。
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