外観のディティールを握る外部仕様 ~軒天~【ヘーベルハウス】

お家作り
とくすけ
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みなさん、こんばんは!
とくすけ(@tokunaralife)です。

2020年2月にヘーベルハウスと契約を結び、2021年6月に30坪程度の小さなお家が完成しました。
我が家の体験を基に住宅メーカー検討から完成までを綴っています。
僕たちが考えたことや悩んだこと等を事細かに記載していますので、よろしければご覧ください。

今日はお家の外観 第3弾ということで“軒天”について考えていきたいと思います。

軒天はお家の中でも占める領域は非常に狭く、「どんなでも良いかな~」と思いそうになる部分ではありますが、軒天というのはそもそも美観性という役割を果たす部分でもあります。

完成してしまえば本当にさりげなく、一般的にはあまり注目しない部分だとは思いますが、
街中を歩いて見てみると「デザインこだわってんな~」という家は軒天のデザインもオシャレな印象です。
(僕自身も自分で家を建てるまでは注目したことありませんでした笑)

とくすけ
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ヘーベルハウスでも商品タイプによっては選ぶことが出来ない場合があります。
詳細はヘーベルハウスにお問い合わせください。

なお、本記事はセンスによよるところが大半です。
僕の意見はあくまで僕のセンスですのであらかじめご了承ください。

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そもそも軒天とは?

ヘーベルハウス カタログより画像をお借りしています

“軒”とはお家の屋根から外壁の外側に出ている部分のことで、
軒の裏(天井となる部分)のことを”軒天”と言います。

詳細はGoogle先生にお聞きいただいた方が正確な情報が得られると思いますが、
一般的に軒天は大きく3つの役割を果たしている、とされています。
① 外壁の劣化防止
② 火災時の延焼防止

美観性の向上

屋根自体が外壁よりも外側に突き出すことで、雨や太陽光から外壁を守ります。
また、古くから伝わる日本の家屋は木造が一般的であったため軒も木材で組まれていましたが、
隣家の火災時、軒に火の手が渡ると一気に屋根が燃え広がってしまうため、これを防ぐために軒天部分には燃えにくい素材が使用されるようになりました。
美観性に関しては”あえて”という視点もあるので一概には言えませんが、
屋根が外壁から突き出すということは屋根の骨組みが露出するということなので、これをスッキリさせるために軒天を張る、というのがコンセプトです。

ヘーベルハウスにとって軒天とは?

ヘーベルハウスは”比類なき壁”とCMでも銘打っているように、
外壁に使用している素材”ALCコンクリート(通称、ヘーベル板)”に非常に自信をもっています。

外壁材であるヘーベル板はそもそも木ではないため腐りませんし、湿気を調整する調節作用を持つため伸縮の影響が小さくひび割れにも強い素材です(耐久性能は60年以上)。
また、外壁材そのものに国土交通大臣認定の耐火性能があり、万が一隣家で火災が発生しても外壁が延焼を食い止めます。(躯体は鉄骨なので屋根への延焼はそもそもありませんが…)

つまり何が言いたいかというと、「ヘーベルハウスの軒天ってなんか意味ある?」ということです。

先ほど記載した軒天の機能性能は外壁や躯体が果たしているため、「美観性の向上」というデザイン的な部分しか残らないのです…。
ということで、
せめて「美観性の向上」は果たしてもらおうではありませんか、となるわけです(笑)

※ かといって、ヘーベルハウスに用いられる軒天素材に機能性能がないわけではありません。
  こちらもきちんと耐火性能を保証されたものが使用されます。

選択可能な軒天の色

ヘーベルハウスでは軒天を以下から選択することが出来ます。

ヘーベルハウス カタログより画像をお借りしています

こちらも1種類しか選べないわけではなく、
軒天が複数箇所に存在する場合は複数選択することが可能です。

僕たち夫婦はなんとなく「ウッディブラウンの木目調が一番いいなぁ」と感じましたが、
ウッディブラウンは他に比べて少し高い金額設定になっていました…。
やっぱり良さげなものは高いんですね。

我が家の軒天部分と採用した色

僕たちが選んだ家タイプは三角屋根ではなく箱型のお家なので「果たしたこれを軒天と呼ぶのか?」と思う部分もあるのですが、軒天色の選択可能部分は以下となります。
(全体の外観をコチラの記事からご確認いただいた方がイメージがしやすいかもしれません)

黄色スペースが軒天色選択可能部分です

2階の”そらのま”というスペースは物干し金具を設置する都合上、軒天を少し長めに出しています。
1階は2階がせり出したスペース+システムキャノピーという外部仕様を追加しているので、軒天がかなり広くなっています。
(1階はどちらかといえば軒天というより庇じゃないか…?という感じがしますが)

価格を度外視した場合、
前述した通り、ウッディブラウンが一番良いなぁと感じたので「全てウッディブラウンで」としたいところですが、軒天色を選ぶ上では、外壁の色との組み合わせも非常に重要になってきます。

詳細はコチラの記事からご覧頂きたいですが、
我が家の外壁色は黄色部分がメテオブルー(紺っぽい色)、緑色部分が深岩(白っぽい色)となっています。

仮に1階の軒天をウッディブラウンにした場合、
軒天の茶色、玄関前外壁の白色、その他外壁の紺色と3色配置となります。
もっと言えば、メテオブルー部分の窓サッシはステン色、玄関サッシは黒などかなり色数が多くなってしまうのです。

一般的には色が多すぎると”ゴチャゴチャしている、まとまりがない”という印象が強くなるため、
色数はある程度絞ったほうが良い
とされています。

そのため、我が家は玄関前外壁の白から統一を図り、1階はリブライトベージュを選択しました。
エンボスベージュとの比較では、
外壁自体にそれなりに主張強めの目地が入っているため、軒天自体にも目地?があった方が馴染むだろうという考えです。

一方で2階の軒天については外壁が白、ルーバースクリーン及び2重オープンウインドウはステンとなり同系統色が多いため、2階はウッディブラウンを選択しました。
(ルーバースクリーン及び2重オープンウインドウの色も結構揉めたので今後絶対記事にまとめます!)

まとめ

いかがだったでしょうか?

家作りのことをよく理解している方は全体をイメージしながら、
「外壁はこの色でサッシはこれで軒天はあれで~」と考えられるのかもしれませんが、
家作りを初めて経験する僕たちにとっては「そこの色も選ぶの?」ということも多くありません。

その結果、色のバランスによっては既に決定した部分の色を変更するということもあります。
(当ブログでは分かりやすくするために1箇所ずつ切り離して考えていますが、実際は話の焦点があっちこっちと飛び回ってそれはもう大変な状況でした…。)

僕たちは担当が非常に素晴らしい方だったので、
様々な配色提案をしてくれたり、話をまとめてくれたりしてくれましたが、
これがイケてない方だったならめちゃくちゃ大変だったと思います…。
(”ハウスメーカーは人で選べ”というのは非常に大切です)

外観設計はまだまだ続きます!!

本日もご覧いただきありがとうございました。

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兵庫県に住む20代の夫婦です。
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