1か月ほど前から、近所の川で捕まえた川えびを飼育しています。
数匹死んでしまった子もいるのですが、なんとか全滅することなく今も生き延びています。
これから暑い夏がやってきますが、彼らは生き延びることが出来るのでしょうか?
急に川えびを飼うことになり、急遽水槽を準備したのでずっとこんな感じで床に水槽を直置きしていたわけですが、さすがにそろそろそれっぽい置き場を作ってあげないとかわいそうだなと思いましたので、今回は川えびちゃんの水槽スタンドをDIYで作ります!
まずは設計から
DIYの材料は前回と同様、家に大量に余っていた端材から作ります。
ゆえに複雑な設計は出来ず、スーパーシンプルな仕上がりとなる計画です。
意外と頭を悩ませるのは棚板の固定方法です。
上記のイメージ図では4本の柱は棚板部分で分かれているようになっていますが、1本の柱を通す計画です。
柱を棚板部分で分離してしまうと、つなぎ合わせた部分が必ず多少なりズレてしまい、安定感や強度に影響を与えるため、縦の柱は一番上まで直結することが理想です。
(そもそも水槽なんて思いものをテキトーDIYで作っていいのか、というツッコミはナシでお願いします笑)
材料のカット&下地処理から
設計が決まればさっそく作業開始です。
余っていた端材から上記の部品が取れる木材を見繕い、カットする場所をマーキングしてカットしていきます。
マーキング&カット時のありがちな以下のミスには注意が必要です。
のこぎりによるカットは紙をはさみで切るのとは違い、切りしろが1㎜以上必要になります。よって、誤のやり方でマーキングしてしまうと必ずズレが生じます。
天板とかであれば大きな問題にはならないのですが、柱や足に使用する部品の場合は仕上がり時のグラグラに大きく影響を与えるので注意が必要です。
(以前、誤のやり方でやっているところを友だちに見られてめっちゃバカにされました笑)
カットが出来たら次はやすりの出番です。
特に最近はかなり暑くなってきたので、やすり作業をしていると汗が滝のように流れます。
出来る限りラクして作りたいと思っている系男子なので、完成後に見えない天板や棚板の裏、壁に沿わせる柱の表面などは場所はやすりません(笑)
表面の塗装作業
やすり作業が終わると次は塗装です。
ホームセンターに探しに行くと、妻が「これがいい!」と持ってきたのがコチラ。
ニスって刷毛とかを使って塗るイメージだったのですが、こちらの商品は中身がペースト状になっており、ウエス等を使って塗りこんでいくものです。
中身や塗る工程の写真を撮り忘れてしまったのですが、ワックスを塗るような感覚なため、非常に手軽に作業が出来る一方で、広い面積を塗るには少し手間が掛かりそうな印象です。
水槽を置く以上は多少の防水性が必要なことが明らかですが、こちらの商品に防水性があるのは正直よく分かりません…。
が、今のところ実使用に耐えているので水浸しにならなければ問題は無さそうです。
仕上がりはコチラ。
すごくパリっとした、明るめのピンク色です。
濃い目の色ではありますが、木目など表面の柄は残るような感じでした。
もう少し小さめの小物なんかだと可愛いかもしれませんね。
作業しているとご近所さんに目撃されましたが、「この色は妻のセンスで~」と言い訳しておきました(笑)
塗装後30分程度で表面が乾いてくるので、不要なタオルで磨いて仕上げです。
DIYの花形作業 組み立て工程!
僕が一番大好きな工程です。
正直、少し不安定なところもあり、水槽という重いものを乗せるものなので、長めのビスを多めに指しておきました。(柱1本あたり2本ずつ)
棚板の切り抜きはこのタイミングで行いました。
難しいかなと思っていたのですが、意外とすんなり切れたので良かったです。
棚板の高さは厳密に決めていなかったので、適当な高さに合わせて横からビスを打ち込んでいきます。
このときに柱ごとにビスを打つ高さが変わると、棚板の傾く(水平でなくなる)ので注意が必要です。
完成した水槽スタンドはコチラ!
周りが殺風景で少し寂しいイメージが拭えませんが、当初は奇抜過ぎると思っていたピンク色も意外と悪くないのでは?と感じたのは僕だけでしょうか^^;
今まで床に直置きされていたことを考えると大幅な改善です(笑)
まとめ
今回のテキトーDIY、木材は全て家にあった端材を使用しているため、掛った費用はニス代だけで1000円程度です。
木材もそんなに高い木はいつも買わないので、木材分を足しても2000円程度だったと思います。
所要時間は設計時間込みで3~4時間程度でしょうか。
やすり⇒塗装⇒乾かして磨く、これらの作業が作業時間の大半を占めます。(2時間くらい)
金額と時間だけで言えば、ぶっちゃけニトリのカラーボックスを買った方がお得かもしれませんが、やっぱり自分で作るというのは愛着も湧くので僕は大好きです^^
僕が昔、祖父から木工用の道具の使い方を教わったのと同じように、僕にも子どもが出来たら一緒に色んなものを作りながら、道具の使い方を教えてあげたいなぁと思ったそんな一日でした(笑)
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